大戦中の船・現用艦でも多数のロープが使われ、模型で一部でも再現してやると船が生き生きしてくるから不思議です。
お手軽にロープを作ります・・と言っても糸をほぐすだけです。必要なのは茶色の絹ミシン糸の細い方(50番)です。木綿とは違いテカリがありますが毛ばたちが少なく向いています。(1)撚りをほぐすと簡単に3本に分かれます。(2)その1本に撚りをかけますが、軽く湿らせるとうねりが無くなります。両端をクリップでつまんで糸のクセの方向に回しピンっと引っ張った状態でアクリル塗料で固めます。アクリルはしばらくは柔軟性があるのでカッターボートのぐるぐる巻きやとぐろ巻きに簡単にできます。少々塗装が剥がれても問題なく、最初に形を作ってからアクリルで固める方法もあると思います。真っ直ぐが必要な時は低粘度瞬間で固めます。(3)が定番の銅線を撚ったもの。(4)はミシン糸をほぐさずにアクリルで固めたものです。両はしを引っ張るクリップはゴムのブーツを履かせるか粘着テープでしっかりと掴めるようにしてください。
原価が安く簡単に作れるので銅線ロープのように残りにハラハラせず使えます。
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